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テレワークやノマドワークに欠かせないポケットWiFi。外出先でもインターネットに接続できる、頼もしい存在です。
しかし、多くのサービスがある中で「どのポケットWiFiを選べばいいの?」と迷う方も多いでしょう。
この記事では、2013年頃からテレワークを実践している筆者が、 実際に使った有名2社のポケットWiFiを比較レビューしました。それぞれの特徴や使い勝手を詳しくご紹介します。ポケットWiFi選びの参考になれば幸いです。
※掲載情報は記事更新時点のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください。
テレワークやノマド用ポケットWifi選びのポイント
ポケットWifiを選ぶときに重要なポイントは以下の通りです。
- 通信速度と安定性:オンライン会議や動画視聴に耐えられるか?
- データ容量の上限:本当に「無制限」かどうか?
- 月額料金と契約期間:コスパの良いプランを選ぶ。
- 対応エリア:自分の住んでいる地域やよく行く場所で使えるか確認。
テレワークやノマド用ポケットWifi比較レビュー
筆者は現在までにいくつかのポケットWifiを利用してきましたが、光回線と比べると若干繋がりが悪く感じることがあるのも事実です。
しかし、その中でも比較的良かったポケットWifiをご紹介します。
楽天モバイルのRakuten WiFi Pocket 2C
楽天モバイルは、筆者がモバイル回線、家族がRakuten WiFi Pocket 2CというポケットWiFiを使用しています。
時折、そのポケットWiFiを利用させてもらうので、それらのレビューも併せてご紹介します。
主な特徴
- シンプルな料金プラン
データ使用量に応じて料金が変動するプランを提供。無制限に利用しても一定金額以上の料金は発生しない。 - 無料通話サービス
Rakuten Linkアプリを使用することで、通話料が無料になる(一部例外あり)。 - 楽天ポイントの活用
料金の支払いに楽天ポイントを使用できる。 - 海外データ通信
月2GBまで海外でのデータ通信が無料で利用可能。 - 店舗でも契約可能
全国に実店舗があり、対面でのサポートを受けられる。 - 豊富な特典とキャンペーン
楽天ポイントの還元率が高く、様々な特典やキャンペーンを実施している。
料金プラン
以下、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」の料金体系です。このプランは従量制で、データ使用量に応じて自動的に料金が切り替わります。
データ使用量 | 料金(税込) |
---|---|
0GB〜3GB | 968円 |
3GB〜20GB | 2,068円 |
20GB〜無制限 | 3,168円 |
なお、楽天モバイルの支払い方法については、クレジットカードや口座振替など5つの方法で支払えます。
実際の使い勝手(レビュー)
- 通信速度:やや高画質の動画視聴やウェブ・メールの閲覧も快適に行える。
- 電波状況:通常利用では問題ないが、地下鉄駅構内や混雑する時間帯では繋がりにくい場合がある。
- 安定性:一度接続すれば途切れることはほとんどない。
- バッテリー持ち:公式発表では連続通信時間約10時間。実際の利用でも家族からバッテリーの持ちが悪いという不満は聞かない。
- 料金プラン:使ったデータ量に応じて料金が変動するためコスパが良い。無制限で使用しても上限額が設定されているため安心して利用できる。
GMOとくとくBBのWiMAX+5G
GMOとくとくBB WiMAX+5Gは、高速で安定した通信サービスを提供する人気のWiMAXプロバイダです。以下にその主な特徴と料金プランについて説明します。
主な特徴
- データ使い放題
月間のデータ通信量に制限がなく、無制限で利用できます(一部のモードで通信制限あり)。 - 高速通信
最大速度は下り4.2Gbpsで、従来より2Gbps高速化されています。 - 広いエリアカバー
WiMAX2+、au 4G LTE、au 5Gの3つのネットワークを利用可能で、ほぼ全国で高速モバイル通信ができます。 - 複数デバイス接続
1台のルーターで複数の機器に同時接続できます。 - 豊富なキャンペーン
キャッシュバックや端末代金の実質無料化など、様々な特典があります。
料金プラン
GMOとくとくBB WiMAX+5Gは「ギガ放題接続サービス」という単一のプランを提供しています。
項目 | 料金(税込) |
---|---|
月額料金(端末発送月) | 1,375円 |
月額料金(1ヶ月目以降) | 4,807円 |
初期費用(事務手数料) | 3,300円 |
契約期間・違約金 | なし |
※端末代金は、3年間利用で端末購入サポートにより実質無料。
料金の支払い方法については、クレジットカードとGMOポイント払いの2つと、やや少なめとなっています。その他、不明な点は、GMOとくとくBBからお問い合わせすることができます。
実際の使い勝手(レビュー)
- 通信速度:やや高画質の動画視聴や日常のテレワーク作業も問題なく快適に利用できる。
- 電波状況:カバーエリアは広いものの、一部の場所では繋がりにくい場合があった。
- 安定性:一度接続すれば、途切れることはほとんどなく安定して使用できる。
- バッテリー持ち:おおむね5〜10時間の連続使用が可能。長時間の外出時でも充電器があれば安心。
- 料金プラン:月額費用は光回線と同程度かやや安め。申し込みキャンペーン時には、24カ月間の月額割引が適用され、コスパが向上した。
楽天とGMOのポケットWiFi比較結果
項目 | 楽天モバイル Rakuten WiFi Pocket 2C |
GMOとくとくBB WiMAX+5G |
---|---|---|
通信速度 | 速い (下り最大150Mbps) |
非常に速い (下り最大4.2Gbps) |
月額料金 (税込) |
0〜3,168円 手頃で 通信量によって変動 |
4,807円 光回線と同等か 若干安い |
安定性 | おおむね良好 | おおむね良好 |
対応エリア | 人口カバー率 99.9% |
全国実人口カバー 1億人 |
バッテリー持ち | 連続通信時間: 約10時間 連続待受時間: 約300時間 |
連続通信時間: 約10時間 連続待受時間: 約420時間 |
※最新情報は各公式サイトをご確認ください。
どちらを選ぶべきか?
コスパ重視やデータ通信量をあまり使わないなら、楽天モバイルのポケットWiFiを申し込むのがおすすめです。日常でのWeb閲覧やチャット、メール。たまに外出先で仕事をする程度のテレワーカーにぴったりです。
テレワーク重視やデータ通信量を大量に消費するなら「GMOとくとくBB WiMAX+5G」が最適です。オンライン会議、動画・画像・デザインなどのクラウドツール、高画質の動画を長時間視聴する方におすすめです。
最終的な選択は、自分のライフスタイルや作業スタイルに合わせて検討してみてください。公式サイトで最新の端末やプランなどの情報も要チェックです。
まとめ
テレワーク環境を整えるため、これまでさまざまなインターネット回線を試してきましたが、完璧なネット環境はなかなか難しいと感じています。
日常的な利用や軽い作業なら 楽天モバイルのポケットWiFiでも十分対応可能です。ただし、 仕事で大容量のデータ通信や高画質の動画視聴を行う場合は、 GMOのWiMAXの方が安心です。
ポケットWiFiの購入や使用を検討する際に、本記事の内容が参考になれば幸いです。